シラカシ大枝折損部の処置

先日、伊勢原市在住の方よりシラカシの大枝が落枝したため診てほしいとのご連絡を頂きました。
樹木は樹齢130年程度、幹周3.0mもある立派なシラカシです。所有者様のお話では、特に風が強い日ではなかったそうですが、昼間に突然大枝が落下したとの事でした。幸いにも下に人がいなかったので大事故にはなりませんでしたが、落下した枝はとても大きく、落ちた場所が悪ければ被害が大きくなっていたと思います。
この落下した大枝ですが、観察してみると付根付近が入皮状で片側が大きく腐朽しています。腐朽は過去に太枝を切除した切口から幹にかけて大きい事から、腐朽菌の侵入はこの切口からだったのではないかと推測できます。

落枝した大枝

幹に残った折損部は複雑な形状で広い範囲で腐朽が見られました。将来この折損部から更に腐朽が進行する事が考えられたため、腐朽した材を必要最低限除去し、整形して薬剤塗布を行いました。

幹に残った折損部
処置中
処置後
2019年6月27日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : UEKIYA