今年は暖冬の影響もあるとは思いますが、暖かい日が多く植物の芽吹きが早くなっています。
すでにサツキも花が咲き、マツもみどりが伸び始めています。
暖かくなると動き出すのは植物だけではなく、病害虫も同じです。
今回は樹木の病気「うどんこ病」についてです。
一度は聞いたことがあるかもしれませんが、葉の表面が白く粉を吹いたようになる「うどんこ病」。
見た目も悪いですが放置すると木の元気がどんどん無くなってしまいます。
発生初期であれば薬を散布することである程度被害が抑えられますので、春先のタイミングを逃さない様にしっかりと薬を散布しましょう!
■マサキうどんこ病(子のう菌類)
・樹種 マサキ
・症状
4~6月と秋に発生。葉にうどん粉をかけたようになり生育不良となる。
・感染
風、感染した木からの水はね
・防除
適切な剪定をして風通しを良くする。発生初期に薬剤散布をおこなう。症状が進行するとなかなか治らないため、早めの処置が必要。